大人になって読む絵本①~ちいさな あなたへ~
どうも、絵本も大好きamotasuです。
子供の頃読んだ絵本も、大人になるとまた違う考えで見ることが出来る。
文章もそうですが、絵も可愛いかったり、面白かったり楽しめる。そんあ絵本が大好きです。
今回は、おかぁさんにも、これからおかぁさんになる方にもおススメの絵本を紹介したいと思います。
著者アリスン・マギーさんって?
児童書作家。“Rainligt”でミネソタ・ブック・アワード受賞、“Shadow Baby”でピューリッツアー賞にノミネートされるなど、高い評価をえた作品を発表しつづけている。主な作品に『ちいさなあなたへ』『きみがいま』(主婦の友社)、『どんなときもきみを』(岩崎書店)など。米国ミネソタ州在住。
ちいさな あたなへのあらすじ
「あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、その いっぽん いっぽんに キスを した。」
この言葉からはじまる母親と娘のストーリーです。
小さな赤ちゃんも成長し、こどもとなり、少女となり、そして大人の女性へと成長し、母となる。
その成長の過程で、母親の視点から娘に語りかけるように紡ぎ出される言葉の数々。
母親からあなたへ受け継がれる想い。
ちいさな あなたへの感想
初めてこの絵本と出会ったのは、なにげなく入った本屋さんで、たまたま表紙の絵がかわいいなって思い、手に取って立ち読みしたのがきっかけでした。
少し読むだけのつもりだったのに、読み終えるまで他のことは気にならないほど、絵本の世界に入り込んでいた。
そして、読み終えた時に、本屋であるのもわすれて泣いてしまっていたのを今でもおぼれています。
ひとつひとつの言葉がやわらかく、やさしく、こころにスッと入ってくるような感覚。
そう思えるのは、この絵本の文字にも秘密があると思います。
それは、すべてひらがなで、すべて手書きの文字なんです。
そのあたたかさが、こころに響くのでしょう。
僕は母親でもなければ、子供もまだいません。
でも、母親ってこういう気持ちなのかな?親になるとこういいう気持ちなのかな?
という気持ちで読ませていただきました。
おかぁさんが読めば、またちがった視点や想いで読むことができるのでしょう。
そして、お子さんがおられるおかぁさんは、こどもの成長の過程で読み返されることもおススメします。
ストーリーはこどもの成長過程で描かれています。
自分のこどもの成長過程ごとに読むことで、その時々でさまざまな感情があふれることなるかと思います。
最後に
僕はこの本を読み返すたびに、泣いてしまいます。
きっとたくさんの人に感動を与えてくれると思います。
ぜひ手に取って読んでみてください。