看護師は勉強する人が少ない!飛び抜けるチャンス!
僕は看護の勉強だけをしていては、良い看護師になれないと考えている。
もちろん看護の勉強が必要でないと思っているわけではない。
大前提として看護や医療の勉強は必要である。
しかし、
例えば、看護師といえばコミュニケーションが大事だと思うし、多くの人がそう思っていると感じている。
なのに、病院での研修では「呼吸」や「心不全」、「看護研究」といった研修があっても「コミュニケーション」という技術を学ぶ研修はない。
経験としてや先輩のコミュケーションから見て学ぶ。ということ以外はない。
もちろん経験が必要でないと言っているわけではない。
だが、その経験は根拠に基づいたものなのか?ないも考えず、テンプレートな言葉を並べ続けることが果たして有益な経験と呼べるのだろうか?
答えは否であると思っている。
誰も根拠に基づいたコミュニケーションなど教えてはくれない。
ではどうするのか?
自分で学ぶしかないのである。
しかし、この学ぶという、こと看護以外となると、僕の知る範囲(働いていた病院など)では、看護師の半数にも至らないだろう。
というか、看護の勉強ですら半数に至らない。
僕が働いていた総合病院では、看護師500-600名の看護師が働いていたが、院内で「呼吸」に関する勉強会を開催したところ、参加した人数は30名にも満たず、参加した年数はほとんど新人であるという結果であった。
病棟での勉強会の参加などもっと悲惨である。
一体何人の看護師が呼吸について理解し、説明できるであろうか。
なぜ看護師は勉強しなくなるのか?
看護師は経験していくとある程度こなせるのだ。
例えば循環器内科で2-3年も働けば、ルーティンで心不全の患者の観察項目など記憶しているし、業務のスピードももちろん上がってくる。
だから新人のころにある程度勉強して、仕事ができるようになれば勉強など必要ないと感じるようだ。
勉強もしていない看護師がそこから経験だけ重ねて上になっていく姿を見ていると悲惨である。
上司からの評価ではなく、後輩からの評価がすこぶる悪い。
教えられている側も知識のない先輩はすぐに分かるからである。
話が脱線してしまたが、こんな看護の勉強もずっとし続ける人は少ない。もちろんいないわけではないが、少数である。
考えてみて欲しい。
そんな中で勉強し続けるとどうなるのか?
絶対に飛び抜けることができる!
毎日1つ30分勉強するだけで、365個、10950分(182.5時間)の知識を得ることができる。
周りに負けることなんかない。
そして、何より知識のない看護師に看護して欲しいと、患者は家族は思うだろうか?
なぜ看護師が勉強しなくてはいけないか?
それは、
患者や家族に質の高い正しい看護を行うためである。
自分にそれが当てはなるか?
僕は自分に聞いている。
もし家族が、大切な人が病気になった時に、自分という看護師にみてもらいたいだろうか?みれるのだろうか?
そうならないといけない。そうなるべきなのである。
よりもっと看護師として向上するには?
看護以外の勉強を行うことも私は必要と考えてはいる。
それは最初にも話したが、例えば「コミュニケーション」、「プレゼンテーション」「世界の情勢」「ビジネス」「人間性」「心」「イラスト」「ユーモア」「教育」atc、、、
あげるとキリがない。
しかし、この勉強が自分の「個」としての力をあげてくれ、さらには看護師としての力も上げてくれるはずである。
詳しくは別の機会にできたら笑
最後に
これからの世界はAIが中心となる未来が待っているだろう。
その時にルーティンでしか働けない人間は必要であろうか?
知識のない人間は必要か?
看護師としてどうあるべきなのか?どうなるべきなのだろうか?
僕たちは学ぶ必要がある。学ばなくてはいけない。