看護師の腕が問われる技術~ルートキープ~
経験年数があがるにつれ、最後の砦として後輩が出来なかったルートキープを頼まれる立場になり、涼しい顔をしようとしつついつも内心プレッシャーでドキドキしてるamotasuです(笑)
看護師といればイメージであるのが採血や点滴だと思いますが、これがまた難しい。
もうルートキープの上達はドンドン刺して経験していくしかない!
ですが、
それ以外にルートキープをする時に僕が心掛けている事を紹介しようと思います。
目次
落ち着いて行う
当たり前の事なんですけど、やっぱり多重課題があったり、焦ってすると失敗するんですよね。
まずは落ち着いて深呼吸や落ち着いて出来る時間をつくってするのが良いと思います。
(急変の時は別です)
準備をしっかりしよう
患者さんのとこにルートキープしに行った時に、ベッドの高さが自分と合っていなかったり、ベッドの柵が邪魔だったり、ベッドの周りの物品が邪魔だったりなどなど、、、
こういう時ってめんどくさいからベッドの高さを変えずに自分が中腰になったり、ちょっとやりにくくても自分が体勢を変えてやろうとするんですけどそうすると失敗するんですよね。
なので、自分のやりやすい環境を整える!
これが大事です。
そして血管を探す事に時間をかけて下さい!
リンカーンは言いました、、、
もし、木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう。
If I had six hours to chop down a tree, I’d spend the first four hours sharpening the axe.
ルートキープをする時も一緒です。
環境を整え、入念に探してここだと思う血管さえ見つけるといった準備さえできればもうルートキープ出来たも同然です!
持っていく針は一本のみ
失敗した時のために数本針を持っていく事がありますが、
僕は一本しか持っていきません!
何故なら、もう1本持っていくという事は、最初から失敗を想定してる。
僕らは看護師免許があるから人の体に針をさせるけど、免許なかったら傷害罪です。
そんな行為を何回もしてもいいと思いながら行く事は許されません。
そして最後に
絶対入るという気持ち
なんでか、看護師あるあるかもしれないですけど、いけるなって思ったら入るんですけど、あかんかもって思っていったら入らないんですよね(笑)
だから後輩にも
ルートキープのこつは絶対入れるという気持ち
だと言ってます。
まとめ
僕は以上の事を心掛けながらルートキープしています。
それでも失敗して2回、3回と刺してしまう事があるんですが、その時はめっちゃ悔しいし、めっちゃ患者さんに謝ります。
この人に頼んだらルートキープは大丈夫、スタッフからも患者さんからもそう言われる
達人になれるようにこれからもがんばろう!