退職は認めない!?物申す!!~辞めたくても辞めれない看護師へ~
先日後輩から相談を受けた。
半年前から退職の相談をしているのに、3か月前(12月頃)におっても科長が許可を出さずに「今までの恩もあるから」「私は貴方にはもう少し頑張ってほしいから」
「人数も少なくなるし」「一応看護部長には言ってみるけど分からない」
等の理由で渋っていると、、、。
なんだそれは!?
今すぐ辞めたいと言っているわけではなく、事前に段階を踏んで相談しているのに、ダラダラと引き伸ばして何とかしようとするそのやり口が許せない。
退職は自由にしてはいけないのか、引き留められたら職場に居続けなくてはいけないのか。
今日は僕の調べた事をお伝えしようと思います。
目次
退職はいつするの!?
基本的には
労働者が自分の意思で辞めたいと思った時は、自由に退職する事が出来る
理由についても自由で「一身上の都合」という理由で良いんです。
病院や会社が無理に引き止めたり、「退職は認めない」などと言ってきても、法的には一方的に退職する事も可能なのです!
ただ、退職の意思表示は、証拠を残しておく必要があるため、
などの方法を行っても良いでしょう。
これらの方法で証拠を残しておくことで、後から、会社から「退職することなんて聞いていない」などと言われても、意思表示したことを証明できます。
退職までの期間は?
退職届けを出してから実際に退職するまでに最低限必要な期間は2週間です。
会社が引き止めようとしても、これ以降は拘束する事が出来ません。
辞めたいと思ったら退職日の1か月前、最低でも2週間前までには届を出す必要があります。
しかし、働いている病院等での就業規則等が存在する場合があるので事前に確認しておいた方が良いと思います。
有給は消化出来ない!?
退職時に科長から有給休暇を取得させてもらえないという事を聞くことがあります。
しかし、
法律上有給休暇は従業員が申請すれば、無条件で取得することができます。
従業員は会社に理由を言う必要もありません。
これら全ては労働基準法で定められている事です!
こうゆう事を言う上司は本当に嫌になります。
理由によりますが、離職が増えるのは管理している者がそのような環境を創っているからだと思います。
スタッフの行動や想いは評価そのものだと思います。
引き留める努力より、スタッフが働きやすい、働きたいと思える環境を創る努力をしてほしい。
その事が患者さんへの質の高いケアにも繋がるのではないかと思います。
まとめ
仕事は辞めていいんです。
もしかすると、上司に色々言われたり、残されるスタッフの事を考えるのかもしれない。そんな人はきっと優しいんだと思います。
ですが、自分の人生です。
周りのためじゃなく、自分のために生きて下さい。
色々な理由はあるかもしれないけど、退職を希望される方は色々悩んだ結果の決断だとい思います。
色々上手く言えないけど、
そんな人たちの少しでも力になれたならうれしいです。